FXは自動売買では勝てないのか?

FX初心者の中には自動売買をすれば楽に稼げると思っている人が多いようです。また、自動売買では絶対に勝てないという専門家の意見も少なくありません。自動売買は稼げるのか稼げないのか?私なりの解釈で説明したいと思います。まず、誤解してる人が多い用語の説明から。間違い⇒【自動売買=システムトレード、自動売買トレーダーでない人は裁量トレーダー】システムトレードというのは、売買ルールで自分をがんじがらめにしながらトレードすること。ちなみにシステムトレードという言葉は日本でしか通じない和製英語。英語で同じ意味をあらわす単語はアルゴリズミックトレードですが、通称アルゴと呼ばれているアルゴリズムトレードとも意味が違ってややこしい。FXで長期間勝ち続けている個人投資家のほぼ99%はシステムトレーダーです。人間は売買ルールを徹底させないと相場で長い間生き残ることは絶対に不可能。三国志の武将に例えると、システムトレーダーは諸葛孔明という相場に対し自分のできることだけに徹して挑んでいく司馬懿仲達。裁量トレーダーは俺は諸葛孔明だと信じながら槍を手に敵陣に突撃していく歩兵。

 

結論から言うと、1つのEAをずっと使って自動売買しても勝てません。アベノミクス相場の初期にドル円のトレンドフォローに対応した優秀なEAを入れて放置しておけば勝てます。今がどういう相場かを自分で判断する必要がありますが、損切りできなくてポジポジ病で負けるくらいなら相場観の当たりはずれで負けた方が悔いが残らないでしょう。でも、楽して稼ごうという心構えで挑んでいては画面に張り付いて途中で利が出たらすぐ決済して、結局やってることはヘタクソ裁量トレーダーと同じになりますけどね。

 

もう一つ悪なのは楽して勝とうとする人たちをカモにして稼ぐEAの売人。プログラムを知らない人からすればEAが作れる人はすごいと思ってしまいがちですが、実は仕組みは既存のオシレーターを2,3個組み合わせただけだったり、ひどい場合はEAエディターのような誰でも作れるソフトで作ってたりします。バックテストの結果も都合の悪い大きな負けだけ削除して偽装することが可能。優秀なEAが安い値段で手に入ると思わないでください。【自動売買は楽に稼げるものではない。プログラムを組めない人は手を出さない方が良い。】

 

”自動売買では勝てない”という理屈にはもう一つの意味があります。それは注文がきちんと約定されないということ。そもそも日本のFXの証券会社の多く?は顧客に大勝されると自らが損失をこうむることになります。(大きな金額で取引している勝ち組トレーダーは海外の口座を使っている。ただし海外口座はスプレッドが広いので自動売買には不向き。)なので、大きな枚数で機械的な取引をして勝っている人の約定を時々不利なように動かしてるらしい。当然、目立たない程度の枚数で取引しても不正されないので、自動売買は大きく勝とうとせずコツコツ増やしていくのが鉄則とされています。