これまでのダメなFX人生

私がFXに出会ったのは2008年の3月末。ドル円が約15年ぶりに100円を割った時期で、”円高の今がFXを始める絶好のチャンス”という広告を目にして興味を持ちました。わざわざ証券会社の口座を作るのは面倒ですが、口座を作らずともジャパンネット銀行で取引できたのも始めた大きな要因でした。その後、スプレットの広さと手数料の高さが気になったため、外為どっとコムの口座を開設。経済の知識は全くなく、チャートの見方すらわからない状態なので、チャートも見ずにドル円の98円台を底と決め、落ちてきたら買って、99円台で利確する作業をずっと続けていました。恐怖心が全然なかったので5枚で取引し、10万円の利益を積み重ね、FXって美味しい商売なんだなと思うようになりました。
1番最初に大きな損をこうむったのは、皮肉にも本を買ってまじめに勉強した後でした。専業になって稼ぐには損切りを覚えなくてはいけない。と、ドル円が104円台で全く動かなかった時期に、本に書いてた通りに40pipの損切りを強引に敢行し、全敗して今まで積み重ねた10万をすべて喪失。この時に損切りは意味がないという概念が強く植え付けられました。その後も損切りなしでロングだけで順調に勝ち続けて行き9月を迎えます。
2008年9月の初旬、ユーロ円が160円のサポートで何度も跳ね返されていたのでリバ狙いのロングで稼いでいたら、ついに大事件が発生。鉄板の底として機能していた160円を下にブレイクし一晩で10円も暴落。これに巻き込まれてしまい今まで稼いだ利益の大半を喪失。そしてトドメが忘れもしない2008年10月24日。値ごろ感の長期ポジションとして100円台でロングしたドル円が、95円を割れて未知の領域へ突入していきました。88円でロスカットだったので、ロスカットに任せようと決めてたのですが、90円台に突入した瞬間、無意識で決済ボタンを押してしまいました。その後、決済したところが大底になって切り返し、何と翌週に全戻し。さすがにこれは悔しくて眠れなかったです。そして、これ以降、平気で5枚をポジれることはなくなりました。
その後はしばらくFXから離れていたのですが、2011年にまた悲劇が訪れます。今回の悲劇の通貨はドルスイス。FXを始めたころに1.2近辺を目にしてたので、パリティー割れは長期のお宝ポジションだと思い飛びつきました。0.98で大きく入った後、下がるたびに小まめなナンピン・・・しかし、さすがに0.9割れは想定外。0.85台に突入してから余力がなくなり、0.83前半でロスカット。そのころはドル円が70円台の時代で、いつかは100円に戻るだろうと長期の買いポジションを構築していましたが、逆張り野郎の末路はおわかりでしょう・・・アベノミクス相場でも爆死しました。
 

FXで唯一大きく勝ったのが2015年1月15日のスイスフランショック。その前年にトルコリラ円目的で開設したセントラル短資の口座にあった豪スイスとNZスイスも(高金利通貨なので)買うようになり、年末にロングした豪スイス0.82、NZスイス0.73を長期で保有することに決めていました。しかし、わずか1週間もたたないうちに100pip上がっただけで全部利確。そして利確後、お決まりのさらなる爆上げ・・・そして気づけばまたNZスイスを0.77から自棄になってナンピンで売り続け、ついには0.8すら上にブレイクしそうな勢い。そして1月15日の18時半。暗い気持ちで夕食を済ませてからチャートを見たら、なんとNZスイスが0.58というあり得ない数字を示していました。すかさず利確してNZスイス0.62、豪スイス0.65のロングポジションを持ち、それが週末までにどちらも500pip以上爆上げ。しかし、冷静になって考えてみると、利確してしまったロングをあと2週間もっていたら口座の全財産がなくなってたとこでした。まさに奇跡の結果オーライってやつです。
それからはトルコリラ円に苦しめられています。2015年の秋に39~41で取った平均40.575、3枚のロングポジションを30円を割れた今でも握っています。悲惨なのはまさか30円まで落ちるなんて想定してなかったこと。37円でも35円でも33円でもナンピンして結局すべて損切り。2017年の1月だけで10万以上損切りしました。MT4で取引するために開設したオアンダの口座にあるドルトルコリラとユーロトルコリラにも手出して大やけど。今はトルコリラ円のスワップが15万を超えてるので赤字は10万ちょっとしかないですが、損切りした分を取り返すまで永遠に持ち続けようと思っています。